お電話はタップしてください
Mail
LINE
セノーテ日記

訪問看護と多職種連携

2025.04.15 その他

訪問看護と多職種連携

在宅での生活をサポートする上で、事業所内のみならず、関係機関の方々との多職種連携が非常に重要であることを日々実感しております。利用者さんやご挨拶に伺った先の職員の方々から、「訪問看護はどのような方々と連携しているのですか?」と尋ねられることがよくあります。
今回は、日々の看護で連携する機会が多い機関や職種についてご紹介します。

指示書発行医療機関(主治医・看護師・相談員)

主治医の先生から発行される指示書に基づき訪問看護を実施していますが、診察時に緊張してしまい、ご自身の状態をうまく伝えられない利用者さんもいらっしゃいます。お薬に関する悩みや、身体・精神状態の変化など、利用者さんご本人に確認した上で、訪問看護側からも医療機関へ情報共有を行い、在宅で安定した生活を送れるよう支援しています。

計画相談員

就労支援事業所への通所やグループホームへの入居など、障害福祉サービスを利用されている方は、計画相談員がサービス調整を行っています。日々の通所先や居住先は精神安定のために重要であり、訪問時に現在の通所先や入居先での過ごし方等について相談を受けることもあります。利用者さんの生活がより良いものとなるよう、計画相談員と情報共有しながら、サービスの調整や新たなサービス導入のサポートを行っています。

居宅介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護保険サービスでは、ケアマネジャーがケアプランを作成し、それに基づき訪問看護を実施しています。介入を続けていく中で、加齢や疾患により、日常生活における介助量が増えていく方もいらっしゃいます。利用者さん・ご家族の希望を確認しつつ、他のサービスの導入や訪問回数の調整、栄養バランスを考慮した配食サービスの導入などをケアマネジャーと連携して検討し、在宅で生活する高齢者を支援しています。

その他にも、通所先・入居先の職員、行政の担当職員、地域包括支援センターなど、多くの方々と連携しています。
訪問看護は、上述した他の機関に比べて利用者さんと関わらせていただく時間が長いことが多く、利用者さん一人ひとりが地域で安心して安定した生活を送れるよう、多職種の方々と連携し、サポートすることも訪問看護師の大切な役割の一つであると考えています。

那覇・沖縄エリア中部ステーション
東海林 謙太

この記事の監修者

東海林 謙太

那覇・沖縄エリア中部ステーション

東海林 謙太

CONTACT

訪問看護に関するお問い合わせは
お気軽にご連絡ください

受付時間 8:30~17:30(土日祝休み)

LINEからも
ご相談いただけます