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セノーテ日記

幼児退行

2025.04.15 その他

幼児退行

幼児退行とは大人が子供や赤ん坊のようになってしまう、よく耳にする「赤ちゃん返り」とのことを言います。

例えば二番目の子供が生まれた時に、最初の子供が今までできていたことができなくなったり、わがままが強くなったりするイメージです。

それではなぜ幼児退行が大人になり起きるのかいくつかご説明したいと思います。

まずは、ストレスです。毎日の生活での家事や育児、仕事での人間関係など様々なことでのストレスをため込みすぎる、発散する余裕がない場合には注意しなければなりません。

そして、器質的な脳の病気(くも膜下出血や脳梗塞など)、精神疾患(うつ病や統合失調症など)といった病気が悪化した場合などにも見受けられます。

幼児退行にはこのような要因があり、またその退行の程度は異なります。

親密な相手に甘えたり、べったりする、お酒を飲んで酔ったときにだけ子供のようにふるまうなど一時的であればむしろストレス発散として効果的と考えられます。

一方で、ちょっとしたことでイライラして大声をあげる、物を壊す、家族や周りの人への攻撃などの行動が長期間にわたる状態であれば適切な治療やケアが必要となります。

このような場合には、ストレスがかからない刺激の少ない環境を提供したり、甘えたい、子どものように関わってほしい、そうしてストレスを解消しようとする心境を理解し尊重した関わりが必要となります。

治療やケアまでには至らずとも、生活の中で、ついつい家族や友人、恋人などに甘えてしまい、自分でもおかしいなと分かっていてもやめられない場合、常に不安やストレスを感じてしまう状態であれば気を付けなければいけません。

適切に気分転換を図ったり、気軽に相談する相手に心の内を吐き出すなど何らかの工夫が必要です。

セノーテ訪問看護ステーションでは、どのような気持ちのお悩みのご相談もお受けしています。

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セノーテ訪問看護 福岡東ステーション
入江 正光

この記事の監修者

入江 正光

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