同業者必見!看護師のメンタルヘルスを守るセルフケア術
精神科看護では、患者さんとの深い関わりや緊急対応などがストレス要因になります。精神科看護師がもともとストレスに強いというのは稀なことです。過信せずに自分のストレスのパターンを把握し、適切に対処することが大切です。対処法は以下の4つにまとめましたので参考にしてください。
心と体を整えるセルフケア方法
セルフケアとして十分な睡眠を確保:とバランスの取れた食事、適度な運動などでリフレッシュする。飲酒や、喫煙での解消法はあまりお勧めできません。
感情のセルフマネジメント
防衛機制にはいくつかありますが、ここでは、その中の「合理化」「逃避」に関してお話したいと思います仲間との会話や日記を書くことで、感情を整理するなど、自分の気持ちを言葉にすることや、簡単な呼吸法を活用すると、瞬時にリラックスすることができます
職場環境を整える
互いに相談できる環境を作る。例えば同僚とのサポートネットワークを作ることで精神的負担を軽減できます。また、休暇を適切に取り、オン・オフの切り替えを意識すること。すなわち仕事とプライベートのバランスを意識することが重要です。
専門的な支援を活用
自身が看護師と言え、カウンセリングやメンタルヘルス相談など必要に応じて、専門家のアドバイスを受けることで心の安定を保ちます。信頼できる先輩や同僚に相談するのはもっと効果的です。私がおすすめするのは研修や勉強会に参加し、精神科看護に関する知識を深めることで、業務への不安を軽減し、自信を持てるようになります。これを極めてくると看護観が変わっていき、ストレスどころか看護業務という仕事がもっと楽しくなるでしょう。
どうだったでしょうか?日頃からストレスには慣れているからといってセルフケアを怠ってはいけません。できるところから実践してみてください。
統括管理責任者
高田 修治