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発達障害の検査

こんにちは。

久しぶりにブログを担当します、セノーテ訪問看護那覇・沖縄 南部ステーションの前上里 です。 今回は、精神科で受ける検査についてお話ししたいと思います。

少し前になるのですが、電話で、「インターネットで発達障害の特徴を見たら、自分も当てはまることがあったのです。だから、自分は発達障害かもしれないと思って。病院で発達障害の検査を受けたいのですが、どうやったら受けられますか?」という趣旨のご相談をいただきました。

今はスマホで簡単にいろんな情報が手に入れられ、自分で積極的に自分のことを知ろうとされる方がいらっしゃるのだなと思い、メンタルヘルスに関することがごくごく当たり前に認知されていることに嬉しくなりました。

さて、その方が受けたいと思われている発達障害の検査ですが、一般的には、WAIS(16 歳~90歳対象)が代表的かと思います。正式には、ウェクスラー成人知能検査(略称 ウェイス)と言います。

この検査は、知能(IQ)を測るための一般的な検査です。この検査でわかることは、全IQと、4つの指標(言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、 処理速度)のIQです。

ですから、この検査を受ければ、発達障害か、そうでないかがはっきり診断できるというものではありません。あくまで、発達障害の傾向があるかもしれないということがわかるかもしれないということになります。

この検査結果には、知能指数が記載されますので、私のように数字で一喜一憂するタイプの方には、もしかしたら心折れる検査になるかもしれません。ただ、この検査の結果で一番大切なのは、IQの数字ではなく、検査者が記載してくれる、所見(それぞれの知能指数の解釈を記載してある)というところになります。検査結果や検査中の様子をもとに、被験者(検査を受けた方)の得意なところや苦手なところ、また苦手なところをカバーするための提案などが書かれています。

例えば、「聞き漏らすことが多いようです。メモを取って忘れないようにするなどの工夫をするといいでしょう」というような感じです。検査を受けた方が、今後、社会生活を送りやすくなるためのヒントが書かれています。ですから、もし、この検査を受けたことのある方や、これから受ける予定の方は、ぜひ<所見>というところに着目してみていただくといいかと思います。

自分の特徴を知って、自分のことをうまく取り扱うことが出来れば、心の健康もとても維持 しやすくなってきます。セノーテ訪問看護ステーションでは、そのようなお手伝いをさせて頂きたいと思っています。ご関心のある方はどうぞお気軽にお問合せください。

セノーテ訪問看護那覇・沖縄 南部ステーション 前上里

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